キアンブエリアの優良ファクトリー『カラツ』。
厚みのあるボディと赤ワインを思わせる芳醇なフレーバーが特徴です。
ケニアコーヒーは、その独特のキャラクターからファンも多く、
売り切れになるとたくさんのお問い合わせをいただくこともしばしば。
根強い人気を誇っています。
カラツファクトリーは、
設立してから 50 年以上経つ歴史のあるファクトリーで、
現在では約700 名もの農家が所属しています。
農家数が多いため品質管理には非常に気を使っており、
農家指導プログラムを基に各農家を訪問して指導を行っています。
指導は除草、 剪定、施肥、マルチングといった技術面の他に、
農地管理がガイドラインに沿ってなされているか
運営面のチェックもあります。
非常に細かなところまで指導が徹底されており、
それがしっかり品質に表れているということはカップが証明しています。
フレンチロース トならではの力強いボディと濃厚なコク。
深く焙煎しても崩れることのないしっかりとした酸。
上質なケニアを深く焙煎したときに感じられる
濃密で力強い味わいは格別です。
細部まで徹底した品質管理体制、
そして赤ワインを思わせる芳醇なフレーバー。
是非お試しください。
【概要】
・1965年設立
・所属農協名:Gitwe農協
・ファクトリー所在:キアンブ郡GatunduSouth地区Ndaragu区
・ファクトリー標高:1,883m
・所属農家数:Gitwe農協の所属メンバー数は800名程度。そのうち700名程度が実際に活動。
・栽培品種:SL28、34で99%、Ruiru11 が1%
・生産量:コーヒーの生産量は2002-2003から減少傾向にある。ほとんどの生産者がコーヒーより茶に積極的であるという問題に起因している。しかし、現在はうまくマネージメントしており、コーヒー栽培に回帰している。その大きな要因の1つとして、コーヒーの価格が良くなったことも挙げられる(注2006年の話)。
・ファクトリースタッフ:マネージャーとマネージャーと6人の常勤スタッフに加え非常勤スタッフがいる。非常勤スタッフの人数は収穫量により年ごとに異なるが、ピークシーズンは8名程度、オフシーズンはほぼ1名。常勤スタッフの職務はコーヒーの計量、選別、グレーディング、農家への支払い、農家の不満への対応など。
・農家への指導: 農家指導プログラムを基に農家を訪問し指導を行う。指導は除草、剪定、施肥、マルチングといった技術面の他に、農地管理がガイドラインに沿ってなされているかのチェックがある。特に混植については、マカダミアは認められているが、トウモロコシや豆は禁止されている。繁みのコーヒー農地への転換は推奨されており、実施した場合は報奨金が支払われる。
・水の管理:Rwabura川からポンプアップしてタンクに取水する。水はリサイクル使用する。排水は、排水用貯水溝に集め、徐々に土壌に浸透させることで、川の汚染を防いでいる。
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