お馴染みとなってきましたペルー・フェスパ農園が再登場です。
カハマルカ県ハエン郡ウワバル地区ウアコ、
そのウアコの集落から徒歩で約40 分も急こう配の上り下りを歩かなければならない、
標高1700-2000mにフェスパ農園はあります。
主は、若い農園主ウィルダー・ガルシア氏。
この農園はVictor Arehundro Garcia 氏が設立し、
Wilder の父Oracio氏が引き継ぎ、
ガルシア氏は3 代目にあたります。
日本においてペルーのコーヒーは流通が少なく
一般的ではありませんでした。
山脈の入り組む険しい環境で、
コーヒーを運ぶインフラがしっかりと整備されていないことが要因の一つでした。
しかし、コロンビア南部の優良産地と地理的状況も似ているため、
栽培環境として高いポテンシャルを秘めています。
ウィルダー・ガルシア氏は若き生産者ではありますが、
生産者としての見識や意欲には脱帽させられます。
農園管理に関する最新の専門知識を学び、
自身の農地の生産性・品質双方を飛躍的に向上させた実力者です。
きめ細かな柔らかで滑らかな口当たり。
アフターに感じるオレンジを思わせる華やかな果実感。
キャラメルのような甘みやしっかりしたコクも連想させられます。
クリーンな味わいで品質の高さが伺えます。
明るく軽やかな印象やしなやかな質感を是非お楽しみください。
【概要】
農園名:フェスパ
生産者:ウィルダー・ガルシア
所在:カハマルカ県ハエン郡ウワバル地区ウアコ
標高:1,700-2,000m
生産量:200袋程度
栽培品種:カトゥーラ、レッドブルボン、ティピカ、イエローブルボン(少量テスト)、ゲイシャ(少量テスト)、パカマラ(少量テスト)
収穫:完熟チェリーを選択的に手収穫
精製:発酵槽を使用したウォッシュト
乾燥:ビニールテント付の乾燥棚
ドライミル:脱穀⇒風力⇒スクリーン⇒比重⇒カラーソーター
※石の混入が見られるため、精度の高いドライミルを探索中
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