サン・ホセ州ドタ市サンタマリアにあるサンタテレサミルから 丁寧に作られたコーヒーが届きま
した。
ミルの標高が 2,150mと非常に高く、農地も 2000m前後と
引き締まった力強い生豆に仕上がっています。
コーヒーの数だけ年間通して数多くの生産者の方と
関わりを持つことになりますが、
性格も違え
ばコーヒーへの考え方やアプローチも異なります。
そのスタンスの違いもコーヒーの多様性にとって大切なことですが、
このサンタテ レサのロヘル・ウレーニャさんは
私たちの知るなかで最も品質向上に対して
行動力のある生産者のひとりです。
相続した農地の売却や出稼ぎなど、
山あり谷ありの苦労を重ね、
彼は念願のコーヒー栽培を開始しました。
そして今ではドタ、タラ
ス、レオンコルテス 3 つの地域で
10 種類以上の品種を栽培しています。
規模が大きくなってもおろそかにせず、土壌分析やミル設備の改修など
品質重視の生産活動を積極的に行っています。
見た目はワイルドですが、とても誠実な方で、
人としても非常に信頼できる生産者です。
「環境・
設備・人」三拍子そろったミルから、
メープルのような甘い香りとしっかりとしたコクが楽しめる
コーヒーが生まれます。
生産者のロヘルさんの真面目さから、選別の精度もすばらしく、
味わ
いの透明感にしっかりと映し出されています。
是非お試しください。
<生産者情報>
・マイクロミル:サンタテレサ Micro Beneficio Santa Teresa
・所有:ロヘル・ウレーニャ
・所在:サン・ホセ州ドタ市サンタマリア SantaMaria de Dota※Provinceを州、Cantoneを市としている
・農地:
サンタテレサ2000/1,950-2,050m/56ha/ミルに隣接
ラ・モンターニャ/1,800-1,900m/1ha/サン・パブロ・デ・レオンコルテス
・栽培品種:カトゥアイ、ティピカ、SL
・試験栽培品種:
ゲイシャ(パナマ由来)、ゲイシャ(Icafe由来)、ブルボン、パカマラ(Catie由来)、ルメ・スーダン、ヴィジャロボス、詳細不明の昔からサンタマリアにあった木、ティピカ
・収穫:手収穫
・ウェットミル:
ミルの標高が2,150mと高い
ペニャゴス社ECOLINE800からADVANCELINE(もう少し処理能力の高い機械)に買い替え。
1.フローター除去
2.縦型パルパーにて果肉除去
3.クリバにて果肉除去できなかったものなどを選別
4.ミューシレージ除去
5.パティオで1日プレ乾燥、残りはテント内のベッドにて8-10日間天日乾燥。
※山の頂上付近にミルがあるため風が吹き抜ける環境。ミルの標高が2,150mと高く気温は低いがこの風により乾燥工程が程よく進み天然のスロードライングとなる。ロヘルは天日を好むため乾燥場の増設を行っている。15-16ではパティオを増設した。今後はベッドも増設していく。多くの農地を所有しているためグアルディオラも導入した。
ドライミル:
1. 脱穀 2.粗選別 3.スクリーン選別 4.比重選別 5.電子選別 6.手選別
※ドライミルもしっかりしているがそもそもの原料が非常にきれいなことが最終商品の精度に最も寄与している。
<サンタテレサ2000農地>
規模は全体で56ha。その内コーヒー5.6ha、森21ha、牧草地29.4ha。
カトゥアイ区画:2010年に土地を取得した際すでにコーヒーが植えられていた。南向きの斜面で日当たりがよく朝から18時まで日があたる。高すぎる標高ながらこの日照条件のためか木の生育が良い。
ルメ・スダン区画:カトゥアイ区画の隣にある急斜面。生産性があがらないため増産の予定はない。
ティピカ区画:カトゥアイ区画と尾根を挟んで逆側ドタバレーに面する側に位置する。この高標高で生育できているのは比較的湿潤なドタバレーだからか?15-16クロップから商品化。
SL区画:ティピカ区画に隣接する。牧草地から転換した農地で19-20クロップから商品化。
パカマラ区画:ティピカ区画に隣接。標高2000mのためかなかなか木が大きくならないが、その分将来が楽しみ。
ゲイシャ区画:パカマラ区画に隣接。。