ブラジルバイーア州ピアタン地区の
セルカ・デ・ペドラ・サン・ベネディート農園を営む
シルビオ・レイテ氏から当店初入荷の豆を紹介いたします。
当店では2年ぶりの登場です。
ブラジルには、いくつかの産地がありますが、
今回は、ブラジル北東部バヒ(BAHIA)のコーヒーで、
農園の標高はブラジルでは高い1280m。
1970 年代という比較的コーヒー生産の新しい地域で、
おもにカトゥアイ種が多く植えられています。
ブラジル生産量の半分近くを占める
ミナスジェライス州のコーヒーとは異なる風味で、
ブラジルらしくないコーヒーとも言えます。
今回の精製であるパルプドナチュラルは
ブラジルで開発された方式です。
伝統的なナチュラルと比較し、
果肉除去のプロセスで異物や不良豆が取り除かれるため、
精製度を高められるというメリットがあります。
また、果肉がついたまま乾燥させるナチュラルと、
ミューシレージのみが付着した状態で乾燥させるパルプドナチュラルでは、
風味の質にも差が出てきます。
パルプドナチュラルは過去にも当店で沢山販売してきておりますので
慣れ親しまれた一般的な精製です。
酸味よりはコクのある甘さが引き立つコーヒーに仕上がっています。
丁寧に作られたコーヒーを是非お試しくださいませ。
【概要】
・農園名:セルカ・デ・ペドラ・サン・ベネディート
Fazenda Cerca de Pedra Sao Benedito
・農園主:シルビオ・レイテ
・所在地:バイーア州 シャパダ・ディアマンティーナ ピアタン地区
Bahia, Chapada Diamantina, Piatan
・ウェットミル:農園内に所有
・ドライミル:エル・プログレッソ農園にてプロセス
・標高:1280m
・年間降雨量:1200mm
・収穫期:6~9月
・収穫方法:完熟チェリーを選択的に手収穫。
・乾燥:屋根付きのパティオ、もしくはアフリカンベッドにて乾燥。屋根の部分に遮光メッシュをかぶせることで、チェリーやパーチメントに直射日光が当たらないようにし、ゆっくりと乾燥させている。
・生産量:370袋
・ドライミル工程
脱穀→エアー比重選別→スクリーン選別→振動比重選別→電子選別→パッキング
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