明るい酸と力強いコクが織りなす絶妙なバランス感。
ブラックバーンらしい力強いコクを充分に楽しむことができます。
世界的に評価の高いタンザニア最高峰の農園ブラックバーンは大自然に囲まれた場所に位置し、
農園内は象やバッファローの通り道にもなっています。
タンザニアは中米などに比べてコーヒー栽培の歴史が浅いためか、
農園の数もそれほど多くありません。
オーナーは海外に住んでいる人がほとんどのなか、
農園主のミハエル・ゲルケン氏は自然を好み、
タンザニアに住み続けています。
ブラックバーン農園はケニアやエチオピアほどの派手な香味があるわけではないのですが、
柑橘、特にオレンジのような明るい酸味と程よいコクに、
カラメルを 思わせる甘い余韻が絶妙なバランスの上に成り立っています。
ブレンドの味づくりにも一役買っているのがこのコーヒー。
主役となるわけではないのですが、加えることで味の立体感や密度を生み出す
ことができる名脇役といえる存在です。
そのような点からも当店では非常に重要視しています。
酸味とコクのバランス加減こそがこの農園の魅力であり、
心惹かれる部分であると思います。
是非お試しください。
【概要】
農園名:ブラックバーン農園
所在:アルーシャ州カラツ県オルディアニ地区
農園主:ミハエル・ゲルケン
標高:1,760-1,950m
栽培:殺虫剤は使用せず、最小限のミネラルのみ肥料として与えている。
ウェットミル:農園内に設置
・4ディスクのパルパーと併設グレーダー
・ミューシレージリムーバー
・ファーメンテ―ションタンク18槽
※先にミューシレージを除去して発酵槽につけるのか、リンスに使用しているのか確認が必要。
・54mの水路
・ドライングベッド17台
ドライミル:テーラーウインチ社にて
その他: ブラックバーン農園はオルディアニ山の西側斜面に位置し、その南端はンゴロンゴロ自然保護区である。農園(コーヒー農地と森林部分)には、ライオン、バッファロー、エレファント、ヒョウをはじめ様々な野生動物が訪れる。そのため、コーヒー区画は象やバッファローなどの大型動物が通過することにより被害を受けるが、赤唐辛子などを区画の風上に設置することで迂回させるなど対策を講じている。また、農園の東西にはそういった大型の野生動物も行き来することのできる通路を設けている。
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