絶滅の危機にあるトバ湖南側のリントン・ニフタ地区の豆が、
久しぶりに入荷しました。
人気の高いマンデリンは、世界的にも需要が高いうえに、
在来品種からハイブリッド種への植替えや気候変動などにより
マンデリンの需給ギャップが生じており価格高騰が著しい状況です。
生産者農家にとっては、より収入が得られるコーヒー生産へと
転換することはやむを得ない側面もある反面、
貴重な在来種系のコーヒーが絶滅寸前の状況にあります。
スマトラ島北部の世界最大のカルデラ湖として知られるトバ湖。
そのトバ湖の南側、フンムバン・ハスンドゥタン県にある
リントンニフタ地区は、まさにその状況下にありますが、
今回、その地域からわずかに生産された高品質の
在来種系のマンデリンを販売します。
上質のマンデリンでしは表現できない独特の風味を持ち、
力強いコクとクリーミーな質感。
トロピカルフルーツのような華やかな酸と
滑らかな舌触りを味わうことができ
土やハーブなどの味わいは、まさにマンデリンの風味。
これは他のコーヒーでは得がたい魅力です。
是非このすばらいしい在来品種のマンデリンをお試し下さい。
【概要】
・所在:北スマトラ州フンムバン・ハスンドゥタン県リントン・ニフタ Siponjot Village
・標高:1,430m~1,480m
カテゴリ一覧