今や当店のラインナップを支えるコスタリカにおいて、
チリポエリアは欠かせない存在です。
その中心的なマイクロミルが今回の「ロス・クレストネス」です。
2008年、カルデロン家とアクーニャ家の 10 名によって
設立されたこの生産者グループ「クレストネス」。
安く買いたたかれず、スペシャルティコーヒー市場で勝負できる
高付加価値のコーヒーを生産することを目的に掲げ、
地域初のマイクロミルとしてスタートしました。
メンバーの品質に対する高い意識に支えられ、
当初から地域の高品質コーヒー生産における
最前線に立ち続けています。
ミルの中心人物グレース・カルデロンさんが管理する
こちらの「エル・
アルト」は、
一緒により良いコーヒーを作るパートナーとして、
品質のみならず、農地の様子や精製施設、商品設計に至るまで、
彼女とは積極的な情報交換は欠かせません。
コスタリカの代表品種であるカトゥーラらしいコクに
フローラルな香味を持ち、華やかさが特徴です。
酸と滑らかなコクのバランスが素晴らしい香味に仕上がっています。
まだエル・アルトのコー
ヒーを体験されたことのない方は、
この機会を逃さずぜひお試しください。
El Alto農地 ・農地:エルアルト Finca El Alto
・区画:エル・アルト El Alto
※エルアルトには El Alto (旧Las Nubes), Los Robles, Lomas del Sol の3区画がある。LCF向けは標高の高い El Alto 区画。
・所有:グレース・カルデロン・ヒメネス Grace Calderon Jimenez
※グレースさんはクレストネスの代表になったことはないが常にその中心的存在。彼女のパーソナリティと品質がそうさせるのだろう。
※旦那さんのエウヘニオ氏は控えめだが農地で黙々と仕事をする人。エル・アルトの安定した品質は彼の仕事ぶりが寄与していることは間違いない。
・標高:1,875-1,920m
・栽培品種:カトゥーラ
・収穫:カルデロン家と季節労働者による手収穫
グレースさんの旦那さんであるエウヘニオ・ポルトゲル氏の父ホセ・ルイス・ポルトゲルが1986年に El Roble, Lomas del Sol の2農地を取得した。これが Finca El Alto の始まりだが、当時は牧草地でコーヒーの栽培は行っていなかった。その後、ホセの長男ミゲル(エウヘニオの兄)が2つの農地を引き継いだが、別の兄カルロス(何人兄弟かわからない)がミゲルから買い取り、さらにエウヘニオがミゲルから買い取ったのが1996年。その5年後2001年に El Roble 農地に初めてコーヒーが植えられ、その後、2012年と2014年にもコーヒーを植えほぼ全域が牧草地からコーヒー農地となった。El Alto 農地は後に取得した農地だが、当時の所有者が El Roble と時を同じくして2001年にコーヒーを植え始めている。そのため、双方の農地には樹齢17年のカトゥーラ、カトゥアイがある。El Alto については少しずつコーヒーを植えて言った為、樹齢7年から17年の木が混在している。2015年隣接する牧草地を取得し、農地の拡大を行っており、Caturra品種、Catuai品種を植えている。
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